2015/05/14

流産手術覚え書き

流産手術の流れメモ。
5月12日。
9w3d 胎嚢22mm、枯死卵。

わたしにとっては3回目の子宮内掻爬術です(不正出血で1回、流産で2回)。
病院によって準備など結構違いがあるなと思いましたが、これから手術を受けるという方が心の準備をする一助になれば良いと思いメモしておきます。

2泊3日かけて手術する病院もありますが、わたしが受けたのは3回とも日帰り&静脈麻酔&掻爬。今回の手術の流れを中心に書きます。


・手術前日
血液検査と心電図検査(他2回の手術では前日検査はなかった)。
21時から絶飲食。0時までは口をぬらす程度の水かお茶はOK.

・手術当日
送迎かタクシー必須。自分で運転するのは禁止。
持ち物は診察券、保険証、夜用ナプキン2個、生理用パンツ、お茶などの水分、手術着の下にはおるTシャツかキャミソール。

・9時 
リラックスルームという、ベッドのある部屋で手術衣に着替え。
浴衣タイプなので胸元が開くからと、Tシャツだけ下に着てもOK.
コンタクトや貴金属類は前もって全部はずしておく。

水分補給のための点滴開始。
ラミナリア挿入。(他2回の手術ではラミナリアなし)
ラミナリアは激痛だという体験談をよく見ます。
わたしの場合は一人目出産時と今回で2回経験しましたが、トータル何本入れているのかわからないけど、最後の2本で「熱! 痛!」と思う程度でした。
先生が「昨日は眠れた? 眠れなかったかー、これから(麻酔で)眠れるからね笑」など色々と話しながら入れていたので最初は「まだ消毒してるのかな」と思っていたくらいのものでした。

ラミナリアが水分を吸って子宮口を開くまでベッドで休憩。
暇つぶしのため文庫本を持参していましたが、今回は点滴を手の甲からいれていたので手を使うのがむずかしく読書は中止。スマホで動画を観ていました。

・12時半 
手術室へ。点滴を別の新しいものに。何だったか説明されたけど失念。
用意してきた生理用パンツと大判ナプキンを手術室に持参しておきます。
手術台で右腕に血圧計、左手ひとさし指に心拍を測定する機械をつけた。
肩に痛みどめの筋肉注射。
点滴から痛みどめ(血管にはいるとき激痛)。
痛みどめがはいりきったあと、同じく点滴から麻酔をいれられ、3秒後くらいには意識がなくなっていました。

手術自体は5〜15分で終わるそう。
(2回目の手術時には一度意識が戻り痛みを感じました)

・13時半〜15時
手術台で意識が戻る。しばらくそのまま休憩。
いつの間にか下着とナプキンがつけられている。
意識は戻ったりまたなくなったりをくりかえし。
2分半おきに自動で血圧計が腕を締めてくる。
そのたびに意識が戻る。
この1時間くらいはふわふわしていて気持ちが良かった。
良い夢を見ている感じでした。
子供の様子を見ている夢を見ていたり、夢の豪邸間取り(・_・;) の図面を考えていたりしました。
(1回目手術のときは、麻酔からさめた直後は吐き気とめまいがひどかったです。
2回目のときは術後すぐ手術台から降ろされ、看護師さんたちに支えられて別室のベッドまで歩きました。気分がわるいということはなかったです。)

・15〜17時
車いすでリラックスルームに戻る。
夫が待っていてくれた。
術後最初のお手洗いには看護師さんの付き添い有り(ドア前で待っていてくれる)。
16時点滴終了。
水分を少しずつ飲んで良いと言われる。
4日分の薬の説明。
セルベックス50mg,メテルギン0.125mg,フロモックス100mg。
1日3回食後1錠ずつ。

・17時半〜18時半
内診。
「4,5日後から出血が増えるはず(子宮収縮剤メテルギンが切れてから)。
3日くらいは無理しないように。
翌日と1週間後、1ヶ月半後に診察をする」とのこと。

会計は3割負担で、薬代もすべて含め10830円でした。
1回目は3万くらいだったかな、2回目は10割負担で61480円(保険金が2ヶ所から27万6千円出ました)。
2回目手術のことはこちらの記事にくわしく書いてあります。→ AIH(人工授精)10周期目 流産手術(9/12)

かかった時間は今回が一番長かった。
8時半〜18時半まで。
(他2回は9時〜お昼すぎ、14時頃まででした)

術前の説明の用紙に「今回の手術は1日入院扱いにはなりませんのでご了承ください」と注意書きがありました。
診断書は1週間後の内診が終わってから書いてくれるとのこと。

・19時半
帰宅。
腹痛も出血もなし。

夕食後3種の薬を飲んだあとから吐き気に苦しめられる。
帰宅後に吐き気が出たのは今回がはじめて。
どの薬のせいかなー。

薬のせいではなく、精神的なものが原因かもしれないけど、ひとまずは薬を飲み切るまではどちらが原因かわかりません。

3回の手術と自然流産のときと、あわせて4回、メテルギンという子宮収縮剤を飲みました。
飲むと、強目の生理痛のような感じの腹痛がありました。
でも今回は腹痛のほうはほとんどナシ。
吐き気は術後2日目の今現在でもずっと続いています。これがつらい。

・手術翌日
再び診察。
待合室で1時間ほど待っているあいだファッション誌をながめていたらいきなり涙が出てきた。
べつに悲しくなかったのに。
好きなラジオを聴き笑いながら病院についたのに。
よくわからない涙でした。
診察室で泣いたらどうしようと思うくらいどんどんあふれてきたけど、実際呼ばれたあとは平気でした。
帰宅後も泣かず。

出血もまだほとんどなく、内診をして終了。
会計は380円でした。
1週間後、また診察に行きます。
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